15歳で「ソサエティーズ・チャイルド(Society's Child)」でデビュー。
人種差別批判を歌った衝撃的な内容とともに、天才少女として騒がれる。
やがて、1972年に
ロバータ・フラックにより「ジェシー」が取り上げられたことから再び脚光を浴び、74年にコロンビアよりアルバム「ジャニスの私小説(Stars)」で復帰。
75年に
ジャズと室内音楽の色濃いシングル「17才の頃」が全米キャッシュボックス誌で1位になり、アルバム「愛の回想録(Between the Lines)」も全米1位に。世界的にヒットし
グラミー賞獲得。
とりわけ
我が国とヨーロッパでは絶大な人気を誇り、76年のシングル「恋は盲目」がTBSドラマ「グッドバイ・ママ」で起用され、日本のオリコン洋楽シングルチャートで1976年9月13日付から8週連続1位を獲得。同曲の収録されたアルバム「愛の余韻」は日本の洋楽アルバムチャートで半年間に渡って首位を記録。96年には
藤原ヒロシ が音楽を担当した映画「ユーリ」のメインテーマ曲
「I Dance Alone」のヴォーカルを務め、2003年には同性愛者であることをカミングアウトし、14年間付き合っていた女性と正式に結婚して大きな話題を呼びました。
そんな1951年ニューヨーク生まれのシンガーソングライター、ジャニス・イアンは
本日が誕生日。
ピックした一枚は、前述「愛の余韻(Aftertones)」に次いで77年にリリースされた「奇跡の街(ミラクル・ロウ)」
本作に収録されている「Will You Dance?」が再びTBS系のドラマ「岸辺のアルバム」で起用され、わが国だけでも100万枚を超えるセールスを記録。名実ともに人気絶頂期であり、その人気に驕ることのない彼女の豊かなセンスを堪能できる素晴らしい作品。
それは冒頭「Party Lights」で感じていただけるかと。曲調が目まぐるしく展開し、聴くのにやや体力を要しますが、この曲に限らず
ポール・サイモンのように韻を踏んだ歌唱はヒップホッパーの方々も耳ヲ貸スベキ名曲。
A3「Sunset Of Your Life」の終盤のコーラスワークも鳥肌もので、続く「アントニオの歌」フィーリングで
ステュー・ウッズのベースラインがド渋のファンキー・チューン「Take To The Sky」への流れも素晴らしい。
負けず劣らずのファンキーさで、ジェフ・ライトンのギタープレイは
鈴木茂のようなA5「Candlelight」等、一人でも多くの方に聴いていただきたい、まごうことのない名盤でス!
ジャニス・イアン – 奇跡の街 ’77 CBS/SonyA1.
Party LightsA2.
I Want To Make You Love MeA3.
Sunset Of Your Life