シカゴ出身のピアニスト、
ジャック・ウィルソンがロスのレーベル、ディスカヴァリーより77年にリリースした「イノベイションズ」
未再発のレコードでございますが、ピアノ好きは必須の一枚と存じます。
彼の経歴を簡単に申し上げますと、63年にあのロイ・エアーズをフィーチャーした「The Jack Wilson Quartet featuring Roy Ayers」でデビュー。その後60年代はコンスタントにアルバムを発表、66年には
BLUE NOTEと契約し、3枚のアルバムを残すも「Song for My Daughter」('69)より文字通り音沙汰がなくなります。そんな中突如77年に発表したのが本作でございますが、同年に「Autumn Sunset」を同レーベルよりリリースしてるようでございまして、収録内容もほぼ同じでございますが、どちらが先なのかは当方存じ上げません。
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