ACE WAX COLLECTORS でございます。ブログ初登場、ペンシルバニア出身
のピアニスト、
マッコイ・タイナーは1938年の生まれ。
本日誕生日でございます。
60年にコルトレーンのバンドに加入、ジミー・ギャリソンやエルビン・ジョーンズと共
にコルトレーンを支え、「至上の愛」('65)をはじめ数多くの作品に参加。62年に
インパルス・レコードと、67年に
BLUE NOTE、そして71年に
ソニー・フォーチュン、
カルヴィン・ヒル、アルフォンゾ・ムザーンを従えたレギュラーのカルテットを編成し、
同年マイルストーン・レコードに移籍致します。本作はそのマイルストーンでの記念
すべき10作目にあたる、76年リリースの「フォーカル・ポイント」でございます。で、
本作のバンドのメンバーでございますが、前述のフォーチュン、カルヴィン、アルフォ
ンゾの誰一人として参加しておりません(笑) ていうか、マイルストーンでの録音は
毎回メンバーが変わってございます。今回の面子でございますが、ベースは
アート・
ブレイキー & Jazz Messengersに在籍経験があり、後年はファラオのカルテット
に在籍していたものの昨年の元旦に亡くなった(謹んでお悔やみ申し上げます)
チャールズ・ファンブロー、ドラムは元
ウェザー・リポートのエリック・グラヴァット、コ
ンガには
Lonnie Liston Smith & The Cosmic Echoesに参加しておりました
ギルヘルム・フランソ、サックスでは
ゲイリー・バーツ等が参加してございます。
その作風でございますが、一口で申しますればモーダルな
スピリチュアルJAZZと
レアグルーヴ的センスの融合とでもいいましょうか。個人的にはゲイリー・バーツの
存在がかなり効果を成しているかと存じます。比較的リーズナブルなレコードでござ
いますが、プライスの3倍くらいのポテンシャルを持つ一枚と存じます。ちなみにで
ございますが、本日は当方の誕生日でもございます(テヘ)
McCoy Tyner – Focal Point 1976 Milestone
A-1.
Mes Trois Fils
A-2.
Parody
A-3.
Indo-Serenade
B-1.
Mode For Dulcimer
B-2. Departure
B-3.
Theme For Nana
Personnel are;
Art Direction – Phil Carroll
Artwork By [Cover Art] – Jamie Putnam
Bass – Charles Fambrough
Composed By, Arranged By – McCoy Tyner
Congas, Percussion – Guilherme Franco
Drums – Eric Kamau Gravatt
Engineer [Assistant] – Jackson Schwartz, Steve Williams
Mastered By – David Turner
Mixed By [Assistant] – Jackson Schwartz
Photography – Phil Bray
Piano – McCoy Tyner
Producer – Orrin Keepnews
Recorded By, Mixed By – Jim Stern
Saxophone [Sopranino, Soprano, Alto], Clarinet – Gary Bartz
Saxophone [Soprano, Alto], Flute – Joe Ford
Saxophone [Soprano, Tenor] – Ron Bridgewater
- その他のマッコイ・タイナー作品 -
・
McCoy Tyner「Song For My Lady」('73 Milestornes)
・
McCoy Tyner「Enlightenment」('73 Milestornes)
・
McCoy Tyner「Supertrios」('77 Milestornes)
・
McCoy Tyner「Looking Out」('82 Columbia)
Price:
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