エドムンド・ロスはトリニダード・トバゴ出身、1937年にどういった経緯かわかりませんがイギリスに渡ります。
41年にレコード・デビュー。50年代に入り、彼のアイデアでブロードウェイ・ミュージカルの曲をラテンで演奏したところこれが受けたようで、60年代をピークに活躍するも
75年に現役を退きます。その後は奥様とスペイン・アリカンテへ移住。今現在もそちらで余生を過ごしているのだとか。
てことはさておき、本作はヒズ・オーケストラ名義による70年リリース作「ヘアー・ゴーズ・ラテン」
内容はタイトル通り68年のブロードウェイ・ミュージカル「Hair」をラテンにアレンジしたもの。
あの
「Aquarius」をどうカヴァーしているのか、弥が上にも気になるところですが、こちらは想定内とでも申しましょうか。比較的そつのないアレンジと存じます。代わりにと言ってはなんですが、厳ついのがA5「Hare Krishna (Be In)」で、こちらは
クボタタケシ・クラシックスとして知る人ぞ知る強力ヴァージョン。あとはやっぱりB5「Let The Sunshine In」も素晴らしい!
Edmundo Ros And His Orchestra – Hair Goes Latin '70 LondonA1.
Good Morning StarshineA2. Ain'T Got No
A3. I Got Life
A4. Where Do I Go?
A5.
Hare Krishna (Be In)A6. Aquarius
B1. Hair
B2. Easy To Be Hard
B3. Manchester England
B4. Frank Mills
B5. Let The Sunshine In
B6. Donna
Credit;
Arranged By – Roland Shaw
Design – Marvin Edson Associates
Engineer – Arthur Bannister
Leader [Derived] – Edmundo Ros
Photography By [Front & Rear Photo] – Photo Media Ltd.
Producer – Raymond Richardson
Written-By – MacDermot, Ragni, Rado
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