セルメン作品の中でも1stと並びポピュラーなアルバムではないでしょうか。 事実、アメリカで50万枚以上セールスしゴールド・ディスクを獲得した出世作で、彼らの通算3枚目となる68年リリースのアルバム(邦題「恋の面影」) プロデュースはハーブ・アルパートとジェリー・モス(要するにA&Mの設立者)で、アレンジはセルメンとデイブ・グルージン、ディック・ハザード。 初めて録音にオーケストラを導入したアルバムでもあり、全米シングルチャート最高4位を記録したバカラック・ナンバーのB1「The Look Of Love」を筆頭に、本バージョンで初めて知った方も多いのでは?なマルコス・ヴァーリ「バトゥカーダ」やラニ・ホールが初めて作詞にチャレンジしたB2「Pradizer Adeus (To Say Goodbye)」(曲はエドゥ・ロボ)、セルメンのライティングによるオリジナル・チューンのタイトル曲とサンプリングソースとしても人気のB4「So Many Stars」等、彼らがポピュラーにしたであろうブラジリアン・スタンダードの数々を収録した定番にして名盤でス!
Credit; Arranged By – Dave Grusin (A4, B1, B4), Dick Hazard (A3, B2), Sergio Mendes Art Direction – Tom Wilkes Design – Corporate Head Engineer – Henry Lewy, Larry Levine Guitar – John Pisano Liner Notes [Sleeve Notes] – Marilyn And Alan Bergman Photography By – Guy Webster Producer – Herb Alpert, Jerry Moss