アーカンソー出身で、52年~61年までは自己のカルテットを結成し活動。その後拠点をLAに移し、
ソニー・スティットやレイ・ブラウン、ジョー・ターナー等と共演し、77年には来日もしたテナー奏者、レッド・ホロウェイ。80歳を超えても現役でプレイしていたそうですが、2012年の本日亡くなりました。享年84歳。
故人を偲ぶ一枚はホロウェイのリーダー作でなく恐縮ですが、前述ソニー・スティットとの共演盤で、ボトムスはラリー・ゲイルズ(b)とクラレンス・ジョンソン(ds)、ピアノがアート・ヒラリーによるクインテット編成による76年録音盤!
そのサウンドは結論から言うと、耳馴染みの良いハード・バップ大名盤!スティットが初期の自己カルテットでも演奏したジェローム・カーン作のA1, ピアノのヒラリーのペンによる2本のサックスの魅力が際立ったスウィンギンなA2, 前年のフライングダッチマンからのアルバム「ダンピー・ママ」でも演っていた「Just Friends」等、素晴らしい全6曲を収録。そしてホロウェイを偲びたいと思います。合掌。
Sonny Stitt With Red Holloway – Forecast: Sonny & Red
1976 Catalyst
A1.
The Way You Look Tonight
A2.Forecast: Sonny & Red ※インスタで試聴できます(#acewaxcollectors, #sonnystitt)
A3.You Don't Know What Love Is/I'm Getting Sentimental Over You
B1.Lester Leaps In
B2.Just Friends
B3.All God's Chillun Got Rhythm
Credits;
Alto Saxophone, Tenor Saxophone – Red Holloway
Bass – Larry Gales
Drums – Clarence Johnston
Engineer [Recording] – Jim Mooney
Piano – Art Hillary
Producer – Pat Britt
Tenor Saxophone – Sonny Stitt
- その他のソニー・スティット作品 -
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Sonny Stitt「12!」('73 Muse)
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Sonny Stitt「Dumpy Mama」('75 Flying Dutchman)
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Sonny Stitt「Sonny Stitt With Strings A Tribute Duke Ellington」('77 Catalyst)
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