1958年にテナー歌手の内田正人を中心にコーラス・グループ、ファイブ・トーンズを結成。60年に紅一点の佐藤サエコがグループを脱退したため、成田邦彦(セカンド・テナー)、石井迪(バリトン)、加生スミオ(バス)の4人でザ・キング・トーンズと名を改め再スタート。プラターズやアル・アルバーツ、
ルー・ロウルズ等と共演するも、
レコード・デビューに関しては消極的だったらしい彼ら。68年に周囲の勧めで
日本グラモフォン(後のポリドール・レコード)と専属契約を結び、「30歳の新人グループ」
のキャッチコピーでリリースした
デビューシングルが本作。
これがオリコン最高位2位、TOP20に同年1月13日以降12週に渡りランクインし、
セールスは60万枚を超えるヒットを記録。69年4月にはアメリカで
MONO盤仕様でリリースされ、ビルボードR&B部門48位にチャートインしています。
ちなみに作曲したむつ・ひろしは、当時ポリドール洋楽課に所属していたキング・トーンズ担当ディレクターである松村孝司のペンネームです。
ザ・キング・トーンズ – グッド・ナイト・ベイビー 1968 Polydor
A-side.
グッド・ナイト・ベイビー (Good Night Baby)
B-side.
捨てられた仔犬のように (Like A Castoff Puppy)
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