マルコム・マクラーレンのThe Bootzilla Orchestra名義による89年にリリースの
唯一作「ワルツ・ダーリング」
ゲスト・ミュージシャンに
ブーツィ・コリンズ、ジェフ・ベック等を迎え、当時の最先端であった
HOUSEミュージック?にクラシックのフレイヴァーを融合させた意欲作で、A1「House Of The Blue Danube」はマルコムのライティングでプロデュースがアンディ・リチャード。早速ブーツィとジェフが腕を振るっています。A2「Something's Jumpin' In Your Shirt」はマルコムとMaz & Kilgoreの二人にMary Kessler, Robbie Kilgoreとの共作。裏ジャケの女性、長年ティム・バートンのミューズだったことで知る人ぞ知るLisa Marieの愛らしいヴォーカルをフィーチャーしています。タイトル曲はデヴィッド・ボウイやビリー・ジョエルのツアー・キーボーディストでもあるDavid LeVolt の作曲で詞はマルコム。ここではLoudesとPerry Fatt のヴォーカルをフィーチャー。ペリーはA4「Shall We Dance」でもヴォーカルをとっていて、詞/曲ともにマルコムです。
B1「Deep In Vogue」は「Waltz Darling」のペアによるライティング。再びLoudesのヴォーカルとヴォーギングのパイオニア、Willie Ninjaをフィーチャー。B2「Call A Wave」はマルコム作で、ジェフのギターとGina Cieのヴォーカルをフィーチャー。
ケリー・パターソンもカヴァーした
Barry White「I'm Gonna Love You Just A Little More Baby」をサンプリングしたバラード。B3「Algernon's Simply Awfully Good At Algebra」はマルコムとDavid A. Stewart の作、ヴォーカルにMiss Ndeaをフィーチャー。ラストはA2のペアによるライティング。
elレーベルあたりに通じるハイセンスなジャケット・デザインも秀逸でス!