ACE WAX COLLECTORS でございます。最後くらいは今年購入したレコードの
中からと思ったのですが、新譜をほとんど買わなかった一年でございまして。
この一枚を聴きながら新年を迎えたいと存じます。エリック・トラファスはスイス出身、
現在フランスで活躍する
マイルス直系トランペッターでございます。本作は99年に
仏ブルーノートより発表された通算3作目で、奏者も前作と同じ、フランス人ラッパー
NYAを迎え制作されたアルバムでございます。どんな内容なのかと申しますと、
一口に言えばクラブ・ジャズでございますが、各奏者の超絶テクによって奏でられる
唯一無二の完全生音ドラムンベース・ジャズ!だけに在らず、C-2のような往年の
ブルーノート・サウンドを思わせる楽曲有り、ラップ有りと、アルフレッド・ライオンは
不在ながらもそこは時代をリードする名門レーベル、ジャケット・ワークが前作然り
イケてないのが難点ですが、そのサウンドはセンスギンギンなのでございます。
とは言っても前述の通り、エリックはマイルス直系のミュート奏法がメイン。クラブで
プレイする様なフロア向けの楽曲はございませんが、家で酒でも呑みながら俟ったり
聴くには最高の相棒と存じます。今年一年当ブログを拝見してくださった皆様方、
本当に有難うございました!来年もブログ共々、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
Erik Truffaz - Bending New Corners 1999 Blue Note
A-1.
Sweet Mercy ※ ライブ音源です
A-2. 3/4 Arroyo
A-3. Minaret
B-1. More
B-2.
Less
B-3.
Siegfried ※ ライブ音源です
C-1.
Bending New Corners
C-2.
Betty
D-1. Minaret 2
D-2.
Friendly Fire
D-3. And
Personnel are;
Produced By - Marc Erbetta, Marcello Giuliani, Patrick Muller
& Erik Truffaz
Producer [Additional For Release] – Nicolas Pflug
Artwork By – Bernard Amiard
Photography – Siegfried
Mastered By – Alex Gopher
Recorded By – Benoit Corboz
Composed By – E.Truffaz, M. Erbetta, M. Giuliani & P. Muller
(A1 to B3, D1 to D3) & Nya (A1, B3, C1 & C2)
Drums, Percussion – Marc Erbetta
Electric Bass & Acoustic Bass – Marcello Giuliani
Mixed By – B. Corboz, E. Truffaz, M. Erbetta, M. Giuliani & P. Muller
Piano, Electric Piano [Fender Rhodes] – Patrick Muller
Trumpet – Erik Truffaz
Vocals – Nya (A1, B3, C1 & C2)
Price:
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