元々クラブの踊り子"ゴー・ゴー・ガール"だった"mimi"こと
宮本典子の79年発表
2ndアルバム「ヴィヴィッド」
アレンジャーは
笹路正徳。全8曲収録中5曲が英語詩でして、彼女が歌う英語も実に雰囲気良く
Grover Washington Jr.ヴァージョンで知られる「Mr. Magic」カヴァーも素晴らしい!日本語の曲もそれほど歌謡曲っぽくなく、英語曲とのギャップを感じさせません。ギターの
秋山一将をはじめとするバックの質の高い演奏が本作をより良いものにしていると存じます。そして、本作のダーク・ホース的存在のB4「Love Me More」は浮遊感漂う笹路氏のエレピ、アレンジャーでもある濱瀬元彦のミステリアスなベース、コズミックというか壮大というか。耳の良い外国人リスナーにもアピールのできる本作の本命と言っても過言ではない極上チューン。
やっぱアルバム、落ちてますわ(照)