2006年の今日、ブラジルの天才アコーディオン奏者シヴカが亡くなりました。享年76歳。
故人を偲びつつ、追悼の意味を込めて「ジョイ」をご紹介いたします。
ところで皆様の
サントラ盤のイメージとはどのような感じでございましょうか? 当方の場合、根拠はないけれど"なんか高そう"とか"マニアが集めるジャンル"みたいに思ってございました。そんな中、本作と出会うきっかけとなったのが、学生時代からの友人H君でございます。持つべきものは友とはよく言ったものでございまして。その経緯はここでは割愛させていただきますが、H君に改めて感謝でございます。
その内容でございますが、
オスカー・ブラウンJr.と奥方であるジーン・ペイス、そしてシヴカによる奇跡のような共演盤でございます。
当方に至ってはアルバム初っ端「Time」が始まった途端にやられてしまいました。"なんて渋い声なんや"と。B1はシヴカのアコーディオン然り、3人の混声ヴォーカルに居ても立ってもいられなくなる(当方だけ?)、ご機嫌ナンバーでございます。他にもグルーヴィなコンガとベースラインにのせ、オスカー・ブラウンJr.が歌うと言うより饒舌に喋っているA5,
The 5th Dimensionのカヴァーでも知られたB2等々、サントラ盤としても勿論素晴らしいのでございますが、
BRASILファンにもオススメのレコードと存じます。全13曲捨て曲無しで
ジャケット・ワークも実に秀逸。これほどポテンシャルが高く且つリーズナブル、本作は間違いなくレコードで所有するべき一枚と存じます。
O.S.T. Joy – Oscar Brown Jr. / Jean Pace / Sivuca ’70 RCAA1.
TimeA2.
What Is A FriendA3.
Funny Feelin'A4. Under The Sun
A5.
Wimmen's WaysA6.
Brown BabyA7. Mother Africa's Day
B1. A New Generation
B2. Sky And Sea
B3. If I Only Had
B4.
Nothing But A FoolB5. Much As I Love You
B6. Afro Blue
B7. Funky World
Credits;
Directed By [Musical Director] – Sivuca
Vocals – Oscar Brown Jr., Jean Pace, Norman Shobey & Sivuca
Bass – James Benjamin
Congas – Norman Shobey
Drums – Everaldo Ferreira
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Price:
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