イノック・ライト・アンド・ザ・コマンド・オールスターズ名義による「パースウィシブ・パーカッション」シリーズ第4弾。
オールスターズとブリゲイドでメンバーにどのような違いがあるのかわかりませんが、多分同じと存じます(vol.3と同じメンバーであればイノック・ライトをあわせて18名)
Persuasive = "説得力のある"パーカッションってなわけでございますが、本作を聴く限りさほどパーカスが目立った感じはない様なチョイチョイ顔を出してくる様な。A1はガーシュイン兄弟が24年の同名ミュージカルの為に書いた曲。A2はHenry Sullivan, Harry Ruskinの29年作で、44年に
ジュディ・ガーランドが取り上げて知られるようになった曲です。A3はポーターのナンバーで、36年のミュージカル「Red Hot and Blue」の為に書かれた曲。A4はRodgers & Hammersteinコンビによる51年のミュージカル「The King & I」の挿入歌。A5はHarry Akst, Grant Clarkeによる29年作で、57年に
エディ・コクランが取り上げポピュラーになった曲です。A6は言わずと知れたサルサ・スタンダード。
B1はJack Little, David Oppenheim, Ira Schusterによる33年作。B2はSammy Fainの30年作で、同年に公開された映画「The Big Pond」で使われました。
シナトラによる歌唱が最もポピュラーと存じます。B3は誰もが一度は耳にしたことがあろうJoe Garland作で、
グレン・ミラー楽団が取り上げ全米一位を獲得したポピュラー・ソング。B4はJack Waller, Joseph Tunbridge作、31年のジャズ・ギタリスト
Al Bowllyによる録音が最初でしょうか。B5は本作で唯一、イノック・ライト自身の作曲によるオリジナル・ナンバー。ラストはWalter Donaldson, George Whiting作で、
Gene Austinが27年に歌いヒットしたナンバー。我が日本でも数多くカヴァーされ、古くは
松島詩子、
伊藤ゆかりやフォーク勢では高田渡等がカヴァーしています。
Enoch Light And The Command All Stars – Persuasive Percussion vol.4 '61 Command
A1. Oh Lady Be Good
A2. I May Be Wrong
A3. It's De Lovely
A4. Hello Young Lovers
A5. Am I Blue
A6. Besame Mucho
B1. Hold Me
B2. You Brought A New Kind Of Love To Me
B3. In The Mood
B4. Got A Date With An Angel
B5. Can't Get Enough For My Baby
B6. My Blue Heaven
- その他のイノック・ライト作品 -
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